誉の日記的物語

日記がてら書きたい事を好き勝手に書いています。 小説を書いており面白い小説がかけるようになりたいと、構成などはちゃめちゃですが書いてます。 読んで頂けると嬉しいです。どんな事でも意見貰えると助かります。

籠り物語

神戸屋へと到着した卓は乾燥室へ板をしまい、ウェアの裾を捲って部屋へと上がった。


タカシはまだ戻っていなかった。

ウェアを脱ぎ仕事着に着替え一服し、仕事まで少し昼寝する事にした。

滑った後で疲れた身体に暖かい布団の組み合わせは、卓を眠りへと導くのに時間はかからなかった。

 

目一杯滑り、暖かい部屋へと戻り、昼寝をするこの瞬間も籠りの一つの楽しみと言える程にそれはとても心地よい時間だった。

 

卓は部屋が開く音で目を覚ました。
タカシが帰って来た。


卓は起きて煙草に火をつけた。
「卓帰ったの早かったんやな、どうやって帰ったん?」

タカシの言葉に先程の嫌な記憶が蘇る。
「滑って帰ったら楽やろ思て滑って帰ってたら、村の人に派手に怒鳴り散らされたわ」
卓は苦笑いしながら答える。
「まぁ俺が悪い事したんやし、しゃあないけどな」
「卓滑るの上手いしな」
タカシは少し気を使いながら慰める様に笑った。
それに釣られ卓も笑った。

 

二人はおやつを食べながら他愛もない会話をしていた。

 

ふと卓の携帯にメールが届いた。
卓が付き合っている彼女からだった。


卓はメールを読む気分にはなれず、ひとまずそのままにしておく事にした。