誉の日記的物語

日記がてら書きたい事を好き勝手に書いています。 小説を書いており面白い小説がかけるようになりたいと、構成などはちゃめちゃですが書いてます。 読んで頂けると嬉しいです。どんな事でも意見貰えると助かります。

籠り物語

駐車場からペンションへと向かう下りの道に差し掛かった。
卓はそこで板を履いた。

 

除雪された道路はコンクリートを感じる程の雪面ではあったが、かろうじてソールに傷はつかない程度の雪はついていた。

 

歩いて帰るにはまぁまぁの距離だが、滑って帰ればどうという事は無かった。
斜度はほとんど無い道路のためノロノロと滑っていたその時、村の除雪車が後ろから走ってくる音がした。


卓は端に寄って止まった。
除雪車が卓の近くに来た時、クラクションが鳴る。
明らかに攻撃的な怒りのこもったクラクションだ。

 

除雪車が卓の横に差し掛かった時、窓が開けられ
「ここ道路やぞ!お前どこももんじゃ!どこのペンションのバイトや!」
卓は叱られた犬の様に小さくなった。
「すいませんでした」
卓に深々と頭を下げて謝罪した。
「危ないやろが!二度とするなよボケ!」
運転手の怒りは収まらない様子だが、そのまま走り去って行った。


卓は走り去る除雪車を見送りながら、行ってくれた事にホッとした。

自分の下レベルの低いマナー違反のせいでペンションに迷惑をかける事だけは避けたかったからだ。

 

卓は反省し直ぐに板を脱いでとぼとぼと歩いてペンションへと帰って行った。