誉の日記的物語

日記がてら書きたい事を好き勝手に書いています。 小説を書いており面白い小説がかけるようになりたいと、構成などはちゃめちゃですが書いてます。 読んで頂けると嬉しいです。どんな事でも意見貰えると助かります。

籠り物語

康之さんの車へと乗り込み、ゲレンデへと向かう。


「お前ほんまにボード好きなんやな、昔おったバイトにもお前みたいなやつおったわ」
「そうなんですね、好きな人は好きなんですね。僕は今はスノーボードに命かけてます」
卓はおにぎりを頬張りながら答える。
「そいつも同じ事言うてたわ、怪我は気をつけろよ」
「はい、怪我しても這ってでも仕事はするので」
「それも同じ」
康之さんは思わず笑った。

 

そうこうしてるうちにゲレンデへと着いた。


「四時でえぇか?」
「はい、大丈夫です。お願いします」
「りょうかい、ほな気をつけてな」
そう言い残し康之さんの乗った車は走り去った。

 

卓はゴンドラ乗り場へと向かった。
乗り場の自動販売機でカフェオレを買って、ゴンドラの列に並んだ。

 

年末前の微妙な時期で、客の数はそこまで多くは無かった。


この日も一人でゴンドラに乗れた卓は、広々と滑り支度を始めた。

相乗りでパンパンになると、まともに準備ができないため滑る時間のロスになる。


卓にとってはゴンドラで運試しをしているような物だった。