誉の日記的物語

日記がてら書きたい事を好き勝手に書いています。 小説を書いており面白い小説がかけるようになりたいと、構成などはちゃめちゃですが書いてます。 読んで頂けると嬉しいです。どんな事でも意見貰えると助かります。

籠り物語

チェックアウト済みの部屋のユニット掃除が一通り終わり、最初の部屋から拭きあげをしながら回っていると、またタカシと遭遇した。


それはさっき出逢った部屋の隣だった。
「嘘やろ」
微かに声を漏らしたがタカシには聞こえてはいなかった。

 

卓は何か声をかけようかと思って止めた。
この時卓はまだベッドメイクを教わっておらず、そんな人間が作業に口出しするのは違うと思ったからだ。

 

あえて声を掛けず淡々と、だが、確実にペースを上げて拭きあげを進めていった。

 

最後の部屋を拭きあげている所に
「まだあそこか…」
と、ぼそぼそ言いながら卓の元へチカさんがやって来た。

やっぱりそうなのかと、卓は思った。

 

「ユニット掃除バッチリ。そこで拭きあげ終わり?」
「はい、ここで最後です」
ちょうど最後の拭きあげが終わった。

 

「トイレットペーパーのストックの場所教えるわ」
そう言って別館の廊下の中程にある、鍵のかかった扉へと歩いていった。


鍵がかかっていたので卓も気にはなっていた扉だった。